久米島・渡名喜島・粟国島(読み)くめじま・となきじま・あぐにじま

日本歴史地名大系 の解説

久米島・渡名喜島・粟国島
くめじま・となきじま・あぐにじま

久米島くめじま町・渡名喜となき村・粟国あぐに

沖縄島西方海上に位置する慶良間けらま諸島を除く島嶼群。近世は久米方に所属。久米島には具志川ぐしちやー間切・仲里なかざとう間切が置かれ、渡名喜島・粟国島は間切に準ずる島として把握されていた。明治一二年(一八七九)方制度が廃止され、久米島が行政単位となった。一八九六年島尻郡に属した。那覇などの沖縄島都市部の住民のあいだでは粟国・渡名喜(あぐに・とぅなち)と二島併称され、その奥に久米島(くみじま)があるとの地理感覚があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む