乗り掛かった船(読み)ノリカカッタフネ

デジタル大辞泉 「乗り掛かった船」の意味・読み・例文・類語

かったふね

《乗って岸を離れた船からは下船できないところから》物事を始めてしまった以上、中途でやめるわけにはいかないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「乗り掛かった船」の解説

乗り掛かった船

物事を始めたからには、行くところまで行ってみようとすることのたとえ。また、いったんかかわりを持った以上、途中で身をひくことはできないというたとえ。

[使用例] 今更それより仕方がない。どの道、多少冒険はお互いに覚悟の前、無理承知で乗りかかった船なのだ[山手樹一郎桃太郎侍|1948]

〔異形〕乗り掛けた船/乗り出した船

英語〕In for a penny, in for a pound.(ペニーにかかわったら、ポンドにもかかわれ)

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む