乗取(読み)のっとり

精選版 日本国語大辞典 「乗取」の意味・読み・例文・類語

のっ‐とり【乗取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うばって自分のものとすること。
    1. [初出の実例]「校長の学校乗取(ノットリ)始末」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵学生)
  3. 特に、運航中の乗り物に乗り込み、武力で自分の支配下におくこと。
    1. [初出の実例]「航空機の乗っ取り」(出典:だれかさんの悪夢(1970)〈星新一〉亡命者)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android