日本歴史地名大系 「乗瀬御嶽」の解説 乗瀬御嶽ぬーしうたき 沖縄県:宮古諸島伊良部町伊良部村乗瀬御嶽[現在地名]伊良部町伊良部伊良部島渡口(とぐち)の旧港の西方約二〇〇メートル、乗瀬(のるせ)橋の起点近くにある。一帯はかつて乗瀬山とよばれるほどの原生林であったが、一九六二年(昭和三七年)製糖工場を建設するため大部分が伐り開かれ、現在森林は御嶽のある一帯のみが残る(平良市史)。御嶽の入口には鳥居が立ち、参道の先にコンクリート造の籠り屋がある。イベはその奥。方音ではヌーシウタキ、ノヨシウタキという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by