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伊良部 いらぶ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

伊良部
いらぶ

沖縄県西部,宮古島市北西部の旧町域。宮古島西方の伊良部島下地島からなり,2島は6本の橋で結ばれている。 1982年町制。 2005年平良市,城辺町,下地町,上野村と合体して宮古島市となる。主としてサトウキビが栽培され,製糖工場がある。伊良部島は大部分が琉球石灰岩の台地で,最高点は牧山の 89m。 40~60mの絶壁をなす北西海岸から,南東に緩傾斜している。下地島の通り池は海食洞で観光地。 1979年にパイロット訓練飛行場が建設された。伊良部県立自然公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

伊良部
いらぶ

沖縄県宮古(みやこ)郡にあった旧町名(伊良部町(ちょう))。現在の宮古島市の西部を占める。旧伊良部町は1982年(昭和57)町制施行。2005年(平成17)城辺(ぐすくべ)町、下地(しもじ)町、上野(うえの)村、平良(ひらら)市と合併、宮古島市となった。旧伊良部町は宮古島の西方にある伊良部島と下地島(面積9.54平方キロメートル、2009年の住民登録人口33)からなり、2島は6本の橋で結ばれている。宮古島―伊良部間は船で15分。サトウキビ栽培を中心とした農業が盛んである。佐良浜(さらはま)は第二次世界大戦前から遠洋カツオ漁業の基地として有名。下地島空港があり、同空港は日本初のジェット機のパイロット訓練飛行場である。国指定名勝・天然記念物の通り池、県指定天然記念物の国仲御嶽(くになかうたき)の植物群落がある。サシバの飛来地として知られる。[堂前亮平]
『『伊良部村史』(1978・伊良部村)』

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世界大百科事典内の伊良部の言及

【八重山地震津波】より

…宮古でも退潮現象があり,また巨大なサンゴ礁岩も打ち上げられている。池間・前里(現,平良(ひらら)市),友利・砂川(現,宮古郡城辺(ぐすくべ)町),新里・宮国(現,下地(しもじ)町),伊良部(いらぶ)・仲地・佐和田(現,伊良部町),塩川・仲筋・水納(みんな)(現,多良間(たらま)村)の12ヵ村に被害があり,計2548人が死亡した。結局,遭難者は八重山,宮古を合わせて1万1861人に達した。…

※「伊良部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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