日本歴史地名大系 「乙犬村」の解説 乙犬村おといぬむら 福岡県:糟屋郡篠栗町乙犬村[現在地名]篠栗町乙犬若杉(わかすぎ)山の北東に位置し、東は若杉村、北西は大隈(おおくま)村(現粕屋町)。中世は乙犬郷とよばれた(永享六年三月晦日「法印良清契状」石清水文書/大日本古文書四―二)。弘安九年(一二八六)閏一二月二八日に「乙犬丸」が岩門合戦の恩賞として神田五郎糺・綾部重幸・土々呂木為能に三分一ずつ宛行われている(「蒙古合戦并岩門合戦勲功地配分注文」比志島文書/鎌倉遺文二一)。しかし正平二一年(一三六六)四月日付執行成貞注文(石清水文書/南北朝遺文(九州編)四)によると、同所は預所為元の管理下にあり、筥崎宮若宮仮殿遷宮饗膳米として二斗五升を負担している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by