精選版 日本国語大辞典 「九年面壁」の意味・読み・例文・類語 くねん‐めんぺき【九年面壁】 〘 名詞 〙 達磨(だるま)大師が中国の嵩山(すうざん)少林寺で壁に向かって九年間、終日坐禅しつづけたという故事。物事を根気よく続けることにたとえていうことば。面壁九年。[初出の実例]「嵩山の少林寺にして九年面壁のあひだ、道俗いまだ仏正法をしらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例