九木岬(読み)くきさき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「九木岬」の解説

九木岬
くきさき

三重県南部,尾鷲市東部,熊野灘にのぞむリアス海岸の1つ。先端は高さ 100mをこえる絶壁で,その上に約 150haにわたって亜熱帯性植物の原生林 (その一部九木神社樹叢は天然記念物) が広がる。タブノキタイミンタチバナ,ウバメガシ,スダジイなどの巨木におおわれ,その下にはリュウビンタイ,キクシノブなどのシダ植物群生。亜熱帯性植物群落の宝庫である。岬の周辺は磯釣り場として知られる。吉野熊野国立公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

敵に塩を送る

《戦国時代、上杉謙信が、敵将武田信玄の領国の甲斐が塩の不足に苦しんでいるのを知り、塩を送らせた故事から》敵の弱みにつけこまず、逆にその苦境から救う。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android