九法(読み)きゅうほう

精選版 日本国語大辞典 「九法」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ほうキウハフ【九法】

  1. 〘 名詞 〙 天下を治めるための九つ大法。「書経洪範」にみえる、禹(う)治水を行なった際、天が禹に示した大法九類(九疇)のこと。
    1. [初出の実例]「微夫子。藉令人不皆化為鬼為一レ。而三綱淪。九法斁。天下不其為天下」(出典童子問(1707)上)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐与孟尚書書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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