九里正長(読み)くり まさなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「九里正長」の解説

九里正長 くり-まさなが

1613-1694 江戸時代前期の儒者
慶長18年生まれ。加賀金沢藩士。江戸用人,馬廻頭などをつとめる。三十余年かけて帝王諸侯名士などの業績を「三代積年記」としてまとめ,藩主に献上した。木下順庵跋文(ばつぶん)をかいたという。元禄(げんろく)7年5月死去。82歳。字(あざな)は仲天。通称は覚右衛門。号は夕庵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android