乱流モデル(読み)らんりゅうモデル(その他表記)turbulent flow model

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「乱流モデル」の意味・わかりやすい解説

乱流モデル
らんりゅうモデル
turbulent flow model

流体運動において,慣性力と粘性力の比であるレイノルズ数が大きいときに乱流が発生する。数値流体力学において,乱流を含む高レイノルズ数の流れを解くときに,乱流モデルが必要となる。乱流を構成しているいろいろな種類の渦運動の代表的な長さと速度を算出し,乱流によって発生する応力などを推定する。その精度によって種々のモデルが存在するが,工学的にはk-εモデルLESが利用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む