乳母石(読み)うばいし

精選版 日本国語大辞典 「乳母石」の意味・読み・例文・類語

うば‐いし【乳母石・姥石】

  1. 〘 名詞 〙 老女がうずくまっているような形の石。また、その由来を説明する伝説全国にあるが、栃木県上都賀郡のものは、父母を失って乳母に育てられた子が、乳母をたずね歩いたが見つからず、空海に教えられてこの石に十六羅漢の像を刻んでもらって供養したという。
    1. [初出の実例]「その指へ泪のかかる姥石(ウハイシ)へ霧降かかり立浪あらく風さはぐ」(出典洒落本・禁現大福帳(1755)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む