家庭医学館 の解説 にゅうじゅうちゅうへのふくようやくざいのはいしゅつ【乳汁中への服用薬剤の排出】 授乳中のお母さんが摂取した薬剤は、ほとんどが乳汁中に排出されますが、母乳栄養中の乳児に障害を与えたという報告は少ないようです。 しかし、お母さんが長期に薬剤を服用している場合は、乳児に障害を与える可能性があります。利尿薬、副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン(ステロイド)、レセルピン系降圧薬、バルビツール酸系催眠鎮静薬(さいみんちんせいやく)、抗甲状腺薬(こうこうじょうせんやく)、緩下剤(かんげざい)、制がん剤などを長期に服用するときは、母乳を人工栄養にかえる必要があります。 出典 小学館家庭医学館について 情報