精選版 日本国語大辞典 「乳虎」の意味・読み・例文・類語 にゅう‐こ【乳虎】 〘 名詞 〙 子を産んで乳を与えるころの牝虎。性質が最もあらあらしいという。[初出の実例]「論二其虐残一。乳虎猶仁心之獣也」(出典:本朝文粋(1060頃)六・為宮道義行申安房能登淡路等守状〈大江以言〉)[その他の文献]〔荘子‐盗跖〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「乳虎」の読み・字形・画数・意味 【乳虎】にゆうこ 子育て中の虎。〔荘子、盗跖〕盜跖大いに怒り、兩(ふたつ)ながら其の足を展(ひろ)げ、劍を案じ目を瞋(いか)らし、聲は虎の如くにして曰く、丘、來り(すす)め。(なんぢ)の言ふ、吾がに順ふときは、則ち生きん。吾が心にふときは則ち死(ころ)さん。字通「乳」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報