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亀ヶ谷坂 カメガヤツザカ

国指定史跡ガイドの解説

かめがやつざか【亀ヶ谷坂】


神奈川県鎌倉市扇ガ谷・山ノ内にある坂道。鎌倉七口(ななくち)の一つで、別名「亀返(かめかえり)坂」(急坂のため亀も引き返した、ひっくり返った)といわれている。現在の山ノ内から扇ガ谷を結んでおり、頂上付近が深い切り通しになっていることなどから、中世の旧状をよくとどめているとされ、1969年(昭和44)に国の史跡に指定された。道は建長寺の西側、長寿寺の東に接するところで巨福呂(こぶくろ)坂からの道と合流。鎌倉から武蔵方面に通じる重要な出入り口だった。江戸時代初期の『玉舟和尚鎌倉記』では「亀ヶ井坂」、水戸光圀(みつくに)が命じて編纂させた1685年(貞享2)の『新編鎌倉志』以降は「亀ヶ谷坂」と記されている。鎌倉時代にこの位置に道があった確実な証拠はないが、おそくとも鎌倉時代後期までには、現在の位置に切り通しがあったことは確認されている。JR横須賀線ほか鎌倉駅から江ノ電バス「上町」下車、徒歩すぐ。

出典|講談社国指定史跡ガイドについて | 情報

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