亀久町(読み)かめひさちよう

日本歴史地名大系 「亀久町」の解説

亀久町
かめひさちよう

[現在地名]江東区冬木ふゆき

仙台せんだい堀南岸にある町屋。深川築地二四ヵ町の一。深川亀久ふかがわかめひさ町とも称した。西は冬木町、南は美濃加納藩永井家下屋敷および美濃高富藩本庄家下屋敷、東は大和やまと町。文政町方書上によれば、日本橋西河岸にしがし(現中央区)桜井屋次郎右衛門が伊奈半左衛門に願出て土地を買請けて町屋となり、元禄一六年(一七〇三)四月亀久町と名付けられた。正徳三年(一七一三)五月町奉行支配となった。町内の間数南北が東表五二間・西裏幅五三間余、東西は裏行が南方一九間余・北方一八間余(いずれも京間)と南北に細長い町であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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