精選版 日本国語大辞典 「亀甲より年の劫」の意味・読み・例文・類語 かめのこう【亀甲】 より 年(とし)の=劫(こう)[=功(こう)] ( 「劫」はきわめて長い時間。「甲(こう)」を同音の「劫」にかけて ) 亀は万劫を経て仏になるというが、人間にとっても何より大切なことは年劫を経ることだの意。長年の経験が大切であることのたとえ。[初出の実例]「亀(カメ)の甲(コウ)より年の功、九郎助が追蹤笑ひ」(出典:浄瑠璃・嫩㮤葉相生源氏(1773)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例