亀石八幡神社(読み)かめいしはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「亀石八幡神社」の解説

亀石八幡神社
かめいしはちまんじんじや

[現在地名]備中町布賀

中郷なかごうにあり、旧村社。布賀ふか神社・布賀八幡宮とも称される。法人名は八幡神社。祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三柱であったが、明治四二年(一九〇九)・同四四年に稲荷神社・愛宕神社・熊野神社などを合祀。布賀八幡宮由来記(布賀神社文書)によると、永正一一年(一五一四)菖蒲しようぶ城主平川経貞が社殿造営、八幡大菩薩と号し、布賀村の氏神として尊崇された。創建時の棟札も残り、「備中国河上郡穴斗之内布賀村 源朝臣忠親并願主源経貞」「大工藤原左衛門次郎」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android