亀鳴く(読み)かめなく

精選版 日本国語大辞典 「亀鳴く」の意味・読み・例文・類語

かめ【亀】 鳴(な)

  1. 亀が鳴くようにきこえるという、空想的な季語。水を含んで呼吸する音であるとか、シューシューとかすかに聞こえる息の音であるとか諸説あるが、根拠はなく、もともと用例の為家の和歌典拠とされて春の季題とされてきたもの。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「河ごしのをちの田中の夕やみに何ぞと聞けば亀ぞなくなる〈藤原為家〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む