予言・預言(読み)よげん

精選版 日本国語大辞典 「予言・預言」の意味・読み・例文・類語

よ‐げん【予言・預言】

〘名〙
① あらかじめ推測していうこと。未来物事を前もって判断していうこと。また、そのことば。かねごと。
※伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)北京晤談「不日開談の時到り、速かに要件を妥結するに難きを覚えざる、今より之を預言するに足るべし」 〔後漢書‐申屠剛伝〕
② (預言) キリスト教で、神の霊感にうたれたものが神託として語ることば。
将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉三「彼の欧洲諸国は自ら基督教国と誇称すれども未だ上古の先知者が預言したるが如く、〈略〉真神の命に柔順なるの猛獅に非ざるなり」

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