争物は中より取る(読み)あらそうものはなかよりとる

精選版 日本国語大辞典 「争物は中より取る」の意味・読み・例文・類語

あらそう【争】 物(もの)は中(なか)=より[=から]取(と)

  1. ふたりが相争っているときには、第三者が中にはいって、それを取る、また、預かっておくの意。論ずる物は中から取る。
  2. 第三者が取って自己利益とする場合。
  3. 第三者が預かって、二人の間を調停する場合。
    1. [初出の実例]「争ふものは中よりと、こりゃあ私が捌(さば)いて上げよふ」(出典歌舞伎小袖曾我薊色縫十六夜清心)(1859)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 サバ 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む