精選版 日本国語大辞典 「争物は中より取る」の意味・読み・例文・類語 あらそう【争】 物(もの)は中(なか)=より[=から]取(と)る ふたりが相争っているときには、第三者が中にはいって、それを取る、また、預かっておくの意。論ずる物は中から取る。① 第三者が取って自己の利益とする場合。② 第三者が預かって、二人の間を調停する場合。[初出の実例]「争ふものは中よりと、こりゃあ私が捌(さば)いて上げよふ」(出典:歌舞伎・小袖曾我薊色縫(十六夜清心)(1859)三幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例