事故対策統合本部

共同通信ニュース用語解説 「事故対策統合本部」の解説

事故対策統合本部

2011年3月11日に発生した東京電力福島第1原発事故を受け、政府と東電が同3月15日に設置した組織。当時の菅直人首相が本部長、海江田万里経済産業相と勝俣恒久東電会長が副本部長を務め、細野豪志首相補佐官がしばらく東電本店に常駐した。同4月1日には/(1)/放射性物質を含むたまり水の回収・処理/(2)/ロボットを用いた作業の遠隔操作化/(3)/放射性物質の漏えい防止/(4)/原子炉冷却/(5)/燃料取り出しと移送/(6)/対策が原発外部に与える影響評価―の6チームを設置。政府と東電が一体となって事故収束を目指した。

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