事業仕分け(読み)じぎょうしわけ

百科事典マイペディア 「事業仕分け」の意味・わかりやすい解説

事業仕分け【じぎょうしわけ】

民間シンクタンク「構想日本」が手がける予算の無駄を洗い出す手法で,2002年から地方自治体を対象にスタートし,多くの自治体の予算効率化に貢献した。首長経験者ら複数の「仕分け人」が対象事業を事前調べ,一般公開の場で自治体担当者と議論したうえで,「その事業が本当に必要か」を採決する。自治体側は採決を「参考」にして,予算のあり方を練り直す。事業仕分けが国民的な反響を呼んだのは,政治主導を掲げて2009年9月に発足した鳩山由紀夫内閣で,行政刷新会議が,国家歳出の無駄の削減にこの手法を導入したことによる。
→関連項目独立行政法人

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