採決(読み)さいけつ

精選版 日本国語大辞典「採決」の解説

さい‐けつ【採決】

〘名〙 会議で、議長が発言者の意見をとりあげ、会議構成員の賛否により、議事の可否を決定すること。
※社会百面相(1902)〈内田魯庵〉鉄道国有「お手重でないなら採決の時間だけ出席して投票の数に加はって戴きたい」

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世界大百科事典 第2版「採決」の解説

さいけつ【採決】

一般に,合議体における意思決定のために,議長が表決を採ること。表決には多数決の方法が用いられるが,多数決は,異なった意見や主張のあいだでの討論が十分におこなわれたうえでなされることによってはじめて,実質的な正当性をそなえることができる。しかし,意見や主張の対立が深刻であればあるほど,討論による相互説得,あるいは利害調整は困難になるので,どのような局面で採決をするかは,合議体の運営上,きわめて重要な意味をもつことになる。

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