デジタル大辞泉 「事象の地平面」の意味・読み・例文・類語 じしょう‐の‐ちへいめん〔ジシヤウ‐〕【事象の地平面】 ⇒事象の地平線 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「事象の地平面」の意味・わかりやすい解説 事象の地平面じしょうのちへいめんevent horizon あまりに重力が強いために物質だけでなく,光さえも脱出することができない天体をブラックホールという。ある面を境にして,外側からは内側に物理的影響が伝わるが,その逆の現象は起きないために,ブラックホールの中の情報を得ることはできない。この境界面を事象の地平面という。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の事象の地平面の言及 【ブラックホール】より …重力が強いため,自然界でもっとも速い光(秒速30万km)を含めていかなる物もそこから脱出することができない面が存在する天体。一般相対論ではこの面を〈事象の地平面〉と呼ぶ。ブラックホールを観測したとき,事象の地平面からは,光も電波もX線も出てこないので,まったく黒く見える。… ※「事象の地平面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by