二の手(読み)にのて

精選版 日本国語大辞典 「二の手」の意味・読み・例文・類語

に【二】 の 手(て)

  1. 戦陣一番手の次に出る軍隊二番手
    1. [初出の実例]「一の手・二の手・横鑓・脇備(わきぞなえ)・後備」(出典甲陽軍鑑(17C初)品一四)
  2. あとまわし。二の次
    1. [初出の実例]「元来漢学のちからが御座せんから支那の歴史を読ことが二の手(テ)になりやす」(出典:西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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