二ッ井町(読み)ふたついまち

日本歴史地名大系 「二ッ井町」の解説

二ッ井町
ふたついまち

面積:一八〇・一〇平方キロ

山本郡の東部に位置する。町は南北に細長く、その中央を米代川と国道七号が東西に横断する。米代川沿岸のわずかな平地を除いて、町の大部分山地で、米代川北岸の梅内沢うめないざわ、南岸の仁鮒小掛にぶなこがけ山を代表とする秋田杉の国有林地帯である。国道に沿って奥羽本線が走る。

明治二二年(一八八九)の町村制施行で山本郡二ッ井村(同三五年町制)荷上場にあげば村・富根とみね村・種梅たねうめ村・ひびき村が成立した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android