二之宮赤城神社(読み)にのみやあかぎじんじや

日本歴史地名大系 「二之宮赤城神社」の解説

二之宮赤城神社
にのみやあかぎじんじや

[現在地名]前橋市二之宮町

二之宮町の北部中央、字宮本みやもとにある。社地は東西六五メートル、南北一一〇メートルほどの堀に囲まれている。祭神は赤城神・大己貴神・豊城入彦神。旧村社。創建は平安時代にさかのぼり、赤城神社を二宮と称したのは一二世紀前後とみられ、遅くとも鎌倉時代には赤城山麓一帯に広がる赤城信仰の中心地となっていたと思われる。戦国時代末期に北条氏直のために破壊されたが、大胡おおご(現勢多郡大胡町)に入封した牧野氏が尊崇して社殿を整備したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android