二之町村(読み)にのまちむら

日本歴史地名大系 「二之町村」の解説

二之町村
にのまちむら

[現在地名]高山市上二之町かみにのまち下二之町しもにのまちなど

しろ山西側のみや川両岸一帯と、城山の北方宮川右岸の平坦地中央部の江名子えなこ川北側までの地帯に位置し、なだ郷に属する。東は一之町村、北は三福寺さんふくじ村、西は三之町村など、南は片野かたの村。村名は金森氏時代の二番にばん町に由来(→一之町村。元禄八年(一六九五)の屋舗検地(高山市立郷土館蔵)によれば、二之町・二之新にのしん町・下新しもしん町からなり、三町合せて屋敷五町四反余・分米四九石余。享保九年(一七二四)城跡と家中屋敷跡が各村持となるため検地が行われ、三七石余が改出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android