二俣新田(読み)ふたまたしんでん

日本歴史地名大系 「二俣新田」の解説

二俣新田
ふたまたしんでん

[現在地名]八尾市二俣など

石川と合流した大和川は、柏原かしわら(現柏原市)を抜けたところで、東の玉串たまくし川、西の長瀬ながせ川に大きく二つに分流していた。分流の所が二俣で、宝永元年(一七〇四)の大和川付替え後、旧大和川の河川敷に多くの新田が開発されたが、当村もその一つ。志紀郡に属し、南は市村いちむら新田(現柏原市)、北の玉串川沿いには若江郡柏村かしむら新田、北西長瀬川沿いには天王寺屋てんのうじや新田がつづく。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む