日本歴史地名大系 「二古村」の解説 二古村ふたごむら 秋田県:由利郡岩城町二古村[現在地名]岩城町二古日本海に沿い、北は内道川(うちみちかわ)村、南は松(まつ)ヶ崎(さき)村(現本荘市)に接する。東の山地から二古川が流れ日本海に注ぐ。最上氏時代には楯岡豊前守満茂の家臣大泉讃岐守がこの地を支配、慶長一二年(一六〇七)「仏段子村」の伝馬宿について次のような掟書を出した(二古沿革誌)。<資料は省略されています>慶長一七年の由利郡中慶長年中比見出検地帳(由利郡中世史考)の赤尾津(あこうづ)郷の中に二子村とある。「梅津政景日記」寛永二年(一六二五)八月二〇日条に仏段子村、同年の黒印御定書に両子村とあり、二タ子村(「出羽国由利郡二タ子村御検地野帳」二古沿革誌)、二子村(測量日記)と村名はさまざまに記された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by