二国間主義(読み)ニコクカンシュギ

デジタル大辞泉 「二国間主義」の意味・読み・例文・類語

にこくかん‐しゅぎ【二国間主義】

国際問題二国間だけで解決しようとする考え方双務主義バイラテラリズム。→単独行動主義多国間主義

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「二国間主義」の意味・わかりやすい解説

二国間主義【にこくかんしゅぎ】

通称バイラテラリズム。双務主義とも。国際貿易において,2国間で起こる経済問題などをこれら2国間で解決しようとする考え方。1993年発足の日米包括経済協議などがその好例。2国間だけでの問題解決多国間でも問題になるケースも多くなってきており,現在は1995年設立のWTO世界貿易機関)が多国間交渉の場となっている。→多国間主義

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