多国間主義(読み)タコクカンシュギ

百科事典マイペディア 「多国間主義」の意味・わかりやすい解説

多国間主義【たこくかんしゅぎ】

通称マルチラテラリズム。多角的構想主義とも。国際貿易において,2国間の問題でも他国へ不利益をもたらさないように,世界全体の枠組みの中で調整されるべきだという考え方政治・経済分野での国際的相互依存が強まる中で強調されてきた。この考え方はGATT関税貿易一般協定)に生かされ,多角的貿易交渉としてはケネディ・ラウンド(1964年−1967年),東京ラウンド(1973年−1979年)などがあった。ウルグアイ・ラウンド(1986年−1993年)は新しい多角的貿易交渉として注目され,それがWTO世界貿易機関)に引き継がれている。
→関連項目二国間主義

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む