二条在番(読み)にじょうざいばん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

二条在番
にじょうざいばん

江戸幕府の職名。大番(おおばん)組(12組)が交代で、京都二条城の城内警固と管理にあたった。在番制は1624年(寛永1)に定められたといい、江戸から大番頭(がしら)が番士を率いて上洛(じょうらく)し、1年交代で勤務した。東西の役屋敷と番衆小屋は二の丸内に設けられた。番衆の合力米(ごうりきまい)は銀渡りであったが、1699年(元禄12)以後二条蔵詰米から現米を支給した。番頭の定員は2名、役料3000俵、与力30騎、同心100人をそれぞれ付属した。[鎌田道隆]

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世界大百科事典内の二条在番の言及

【大番】より

…江戸幕府および藩などにみられる番方(武官)職制の一つ。幕府の大番の起源については諸説があり,そのうち1587年(天正15)に3組設置されたとする説がもっとも有力なものとみなされている。その翌年には3組が増設されて6組となったという。幕府開設後の1607年(慶長12)大御所家康の膝下駿府にまた3組が編成され,その後32年(寛永9)にさらに3組が取り立てられてつごう12組となり,以後これが定数となった。…

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