デジタル大辞泉 「役屋敷」の意味・読み・例文・類語 やく‐やしき【役屋敷】 江戸幕府が、役人にその役目を執り行うために与えた屋敷。役宅。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「役屋敷」の意味・読み・例文・類語 やく‐やしき【役屋敷】 〘 名詞 〙 江戸幕府の特定の役職についた者に与えられた居邸、あるいは執務役所。また、役人の詰所をいう。老中・若年寄は西丸下やその付近に居邸を移された。町奉行は御番所、勘定奉行は御役所、郡代・代官は御用屋敷、定火消は御役屋敷で執務する。役宅。役屋。[初出の実例]「役屋敷なとへ引越罷在候者、拝領屋敷を他え借し置候儀は不苦候」(出典:御触書寛保集成‐三八・享保四年(1719)八月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の役屋敷の言及 【武家屋敷】より …中屋敷,下屋敷は願い出て入手する屋敷で,抱屋敷は陪臣や奉公人を住まわすための屋敷である。そのほか,幕閣の役向きによって使用できる役屋敷があった。各藩の城下でも江戸と似通った構成を取っていたものと考えられる。… ※「役屋敷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by