二気(読み)ニキ

精選版 日本国語大辞典 「二気」の意味・読み・例文・類語

に‐き【二気】

  1. 〘 名詞 〙 陰と陽との二つの気。二儀。両儀。
    1. [初出の実例]「二気の正しきに乗り、五行の序を斉へ、神理を設けて俗を奨め、英風を敷きて国を弘めたまひき」(出典:古事記(712)序)
    2. [その他の文献]〔易経‐咸卦彖伝〕

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普及版 字通 「二気」の読み・字形・画数・意味

【二気】にき

陰と陽。〔易、咸、彖伝〕咸は感なり。柔上りて剛下る。二氣感應して、以て相ひ與(くみ)す。

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