両儀(読み)リョウギ

デジタル大辞泉 「両儀」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ぎ〔リヤウ‐〕【両儀】

陰と陽。また、天と地。
太極―を生じ、―陰陽を生じ、陰陽夫婦をす」〈読・弓張月・後〉
二つ事柄。〈日葡

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精選版 日本国語大辞典 「両儀」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ぎリャウ‥【両儀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 陰と陽。また、天と地。
    1. [初出の実例]「順両儀、以亭毒、叶四序、而斉成」(出典:続日本紀‐神亀二年(725)九月壬寅)
    2. 「太極両儀(リャウギ)を生じ、両儀(リャウギ)陰陽を生じ、陰陽夫婦を生(な)す」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)後)
    3. [その他の文献]〔易経‐繋辞上〕
  3. 二つの事柄。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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占い用語集 「両儀」の解説

両儀

太極から生じた陽と陰からなる二つの力のこと。易経の繋辞伝によれば、「易に太極あり、是(これ)両義(りょうぎ)を生ず、両義、四象(ししょう)を生じ、四象、八卦(はっか)を生ず。」とある。

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普及版 字通 「両儀」の読み・字形・画数・意味

【両儀】りようぎ

陰陽の二気

字通「両」の項目を見る

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