二王(読み)ニオウ

デジタル大辞泉 「二王」の意味・読み・例文・類語

に‐おう〔‐ワウ〕【二王】

中国東晋書家王羲之おうぎし王献之父子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二王」の意味・読み・例文・類語

に‐おう ‥ワウ【二王】

① 中国、晉代の書家、王羲之と王献之の父子をいう。能筆家として併称された。
連環記(1940)〈幸田露伴〉「二王(ニワウ)筆致を得てゐたと後年になって支那の人にさへ称讚されたほどであるから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

とっさの日本語便利帳 「二王」の解説

二王

▽(1)中国・晋の書家王羲之、その子王献之 (2)密迹(みっしゃく)金剛那羅延(ならえん)金剛=仁王(寺門・須弥壇の両脇に安置した一対金剛力士)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android