二番子(読み)にばんご

精選版 日本国語大辞典 「二番子」の意味・読み・例文・類語

にばん‐ご【二番子・二番蚕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 二番子 ) 第二番目に生まれた子。また、次男あるいは次女
    1. [初出の実例]「庄や殿の二番子めし連れらるる太鼓衆には」(出典:仮名草子・東海道名所記(1659‐61頃)六)
  3. 春に孵化(ふか)して飼育される春蚕(はるご)を一番蚕というのに対して、夏に孵化して飼育される蚕。夏蚕(なつご)。《 季語・夏 》 〔俳諧・滑稽雑談(1713)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む