二質問法(読み)ニシツモンホウ

デジタル大辞泉 「二質問法」の意味・読み・例文・類語

にしつもん‐ほう〔‐ハフ〕【二質問法】

うつ病スクリーニングする手法一つ。「この1か月間、気分が沈んだり、憂うつな気持ちになったりすることがよくありましたか」「この1か月間、どうも物事に対して興味がわかない、あるいは心から楽しめない感じがよくありましたか」という2項目の質問うち、どちらか一方でも当てはまれば、うつ病の疑いがあるとされる。1997年に米国のフーリーらが開発。TQ(two-question case-finding instrument)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android