日本歴史地名大系 「二鹿村」の解説
二鹿村
ふたしかむら
- 山口県:岩国市
- 二鹿村
東に
寛永二〇年(一六四三)に河内郷を分割してできた村で、慶安四年(一六五一)の「御領分村一紙」に村名がみえる。河内郷で最も広い村で、小名は三〇余を数えるが、古くから人家があったのは
慶安四年の村高は三四二石余、うち田高二五六石余、畠高五二石余、楮高三三石余であったが、享保一一年(一七二六)には村高三三五石余、戸数一一四軒、人口五四七人、牛五二頭、馬一頭(享保増補村記)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報