五倍子の粉(読み)フシノコ

デジタル大辞泉 「五倍子の粉」の意味・読み・例文・類語

ふし‐の‐こ【五子の粉】

五倍子ふしを乾燥させて粉末状にしたもの。鉄汁を入れて黒汁とし、お歯黒などの染料に用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五倍子の粉」の意味・読み・例文・類語

ふし【五倍子】 の 粉(こ)

  1. ふしを乾燥させて粉末状にしたもの。白色だが鉄漿を入れて黒汁とし、おはぐろなど染料として用いる。
    1. [初出の実例]「川端のふしのこは、ゆきをあざむき」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む