五十畑村(読み)いかばたむら

日本歴史地名大系 「五十畑村」の解説

五十畑村
いかばたむら

[現在地名]岩舟町五十畑

岩舟山の東麓に位置。西は鷲巣わしのす村、南は中島なかのしま村、東は富田とみだ宿(現大平町)、北は白岩しらいわ村・立花たちばな(現同上)。慶安郷帳に村名がみえ、田一一七石余・畑七四石余・野四石余、旗本北条領。輪王寺本は記載を欠く。元禄郷帳では下総古河藩領、改革組合村では旗本市川領で、以後幕末まで同じ。安政二年(一八五五)の家数一九、男四六・女四四、馬六(岩舟町の歴史)。寛文三年(一六六三)富田宿の増助郷を勤め(「富田宿寄人馬帳」福島茂文書)、明和三年(一七六六)には同宿の定助郷となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android