五十里 幸太郎(読み)イソリ コウタロウ

20世紀日本人名事典 「五十里 幸太郎」の解説

五十里 幸太郎
イソリ コウタロウ

大正・昭和期の小説家,評論家



生年
明治29(1896)年4月13日

没年
昭和34(1959)年5月25日

出生地
東京・上野池ノ端

学歴〔年〕
正則英語学校高等科修了

経歴
アテネ・フランセに学び、馬場孤蝶生田長江師事、また大杉栄とも交流、アナキスト文芸誌「矛盾」を編集、発行人を務めた。さらに文明評論誌、東京日日新聞記者を経て中国に渡り、会社社長などを歴任、戦後平凡社勤務。著書に「労働問題」「音楽舞踊十五講」、随想険難の道」、小説「ダラストライキ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android