五壇(読み)ゴダン

デジタル大辞泉 「五壇」の意味・読み・例文・類語

ご‐だん【五壇】

密教修法ずほうで、五大明王をそれぞれ安置する五つの壇。
五壇の法」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五壇」の意味・読み・例文・類語

ご‐だん【五壇】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 密教修法で、五大尊(五大明王)を安置する五つの壇。
    1. [初出の実例]「大聖不動明王、矜迦羅制多迦(こんがらせいたか)を始めとして、五壇の上に現はれ給へば」(出典:謡曲・調伏曾我(1480頃))
  3. ごだんほう(五壇法)」の略。
    1. [初出の実例]「今はずちなしとて御修法五壇はじめさせたまふ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)玉の村菊)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android