五壇の法(読み)ゴダンノホウ

デジタル大辞泉 「五壇の法」の意味・読み・例文・類語

ごだん‐の‐ほう〔‐ホフ〕【五壇の法】

天皇国家の祈りに際し、息災増益・調伏のために五大明王を東・南・西・北・中央五壇に祭って行う密教修法。五壇の御修法みずほう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五壇の法」の意味・読み・例文・類語

ごだん【五壇】 の=法(ほう)[=修法(ずほう)

  1. ごだんほう(五壇法)
    1. [初出の実例]「一字金輪、五檀(ごダン)の法、六字河臨、八字文殊、普賢延命に迄て残る所なく修せられけり」(出典:平松家本平家(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android