五壇の法(読み)ゴダンノホウ

デジタル大辞泉 「五壇の法」の意味・読み・例文・類語

ごだん‐の‐ほう〔‐ホフ〕【五壇の法】

天皇国家の祈りに際し、息災増益・調伏のために五大明王を東・南・西・北・中央五壇に祭って行う密教修法。五壇の御修法みずほう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五壇の法」の意味・読み・例文・類語

ごだん【五壇】 の=法(ほう)[=修法(ずほう)

※平松家本平家(13C前)三「一字金輪、五檀(ごダン)の法、六字河臨、八字文殊、普賢延命に迄て残る所なく修せられけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android