五大夫(読み)ごたいふ

精選版 日本国語大辞典 「五大夫」の意味・読み・例文・類語

ご‐たいふ【五大夫】

〘名〙 (「史記‐秦始皇本紀」の「始皇東行郡県、〈略〉上泰山、立石封祠祀、下風雨暴至、休於樹下、因封其樹、為五大夫」による語。中国、秦の始皇帝が泰山に登り、雨に降られたとき雨宿りした樹に五大夫の爵位を授けたという故事から) 植物まつ(松)」の異名
※本朝文粋(1060頃)一二・池亭記〈兼明親王〉「南島之五大夫作老伴。東岸之一脉泉為知音

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デジタル大辞泉 「五大夫」の意味・読み・例文・類語

ご‐たいふ【五大夫】

《秦の始皇帝が泰山で雨宿りをした松の木に五大夫の位を授けたという「史記」にある故事から》別名

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動植物名よみかた辞典 普及版 「五大夫」の解説

五大夫 (ゴタイフ)

植物。マツ科マツ属の常緑高木の総称。マツの別称

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