五戸郷(読み)ごのへごう

日本歴史地名大系 「五戸郷」の解説

五戸郷
ごのへごう

鎌倉時代の五戸地方の総称名。五戸川流域を中心とし、浅水あさみず川流域の一部を含む。永仁五年(一二九七)の五戸郷検注注進状(新渡戸・岩大文書)に次のようにある。

<資料は省略されています>

五戸川流域には上流から戸来へらい(現新郷村)又重またしげ中市なかいち石沢いしざわ(現倉石村)新田にいだ兎内うさぎない大森おおもり市川いちかわ(現五戸町)轟木とどろき(現八戸市)があり、「せきふくろ」は現五戸町の古堂ふるどう油出あぶらで付近、「おほさき」は同じく大久木おおくき、「こいち」は同じく上市川かみいちかわの通称池ノ堂いけのどう地区に比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む