精選版 日本国語大辞典 「五文取」の意味・読み・例文・類語 ごもん‐どり【五文取】 〘 名詞 〙 江戸時代、一つ五文で売られた餠(もち)。駿河国(静岡県)安倍川の、安倍川餠などが有名。げんこどり。[初出の実例]「この重箱はなんだ、ハハア、あべ川の五文どりか」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例