五方引付(読み)ごほうひきつけ

精選版 日本国語大辞典 「五方引付」の意味・読み・例文・類語

ごほう‐ひきつけゴハウ‥【五方引付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鎌倉幕府引付衆(ひきつけしゅう)。所領関係の訴訟を管轄した。建長四年(一二五二)、三方引付を改めて五方とした。
  3. 室町幕府職制。建武三年(一三三六)以来、鎌倉幕府の制度にならって設置され、足利直義の指揮下に所務沙汰を取り扱った。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android